アネが小学4年生。おうち学習のみで、5級から順番に英検に挑戦しています。
英会話や英語の教室に今まで通ったことはなく、幼児の時にワールドワイドキッズ、小学3年生まではスマイルゼミの標準配信の英語と英語プレミアム ステップ(小3~6年生向け)のみです。1か月に1~2時間のおうち学習のみでした。英検を5級から受験していくことになり、「学研のkiminiオンライン英会話 の英検5級合格コース」と「スマイルゼミ の英検対策5級」の2本柱で、おうち学習を進めています。
このブログ記事では、Kimini英会話に入会して、初めて受講した「英検5級合格コース」全レッスン終了後の口コミと正直な感想をメリットとデメリット(注意点)に分けて紹介したいと思います。最後に「キミニ英会話で英検5級をめざすには」では受講後に感じたおすすめプランを紹介します。(これに関しては、あくまでも個人的な意見です。)
Kimini英会話のレッスンの流れ
学研のkiminiオンライン英会話 はオンライン上で行う1:1のマンツーマンの英会話レッスンです。
1回のレッスンの大まかな流れを紹介します。
- 好きな日時・時間で、講師を選んでレッスンを予約(受講コースも選択)
- 予習をする(日本語訳のついた単語や文章の入ったプリント1枚分の画面を見て学習し、4択程度の予想問題3~4問を解き、解答で確認。)
- レッスン開始5分(今日の天気は?・ごはんは何を食べた?・学校で何して遊んだ?などの簡単な質問で、先生とフリートークをします。)
- レッスン開始5分後~(スライド10枚程度を順番に見たりチャット機能でチャットしながら、先生が話しことをリピートしたり、質問に答えたりとレッスンは進んで行きます。)
- レッスン終了前にさようならの挨拶をして、25分間のレッスンが終了
- レッスン終了後、復習をする(オンライン上で復習ができます。文章の穴埋めをしたり、単語の並べ替えをして文章にしたりなどの問題が画面で出てきて、全部解いたら答え合わせをします。)
- 講師のコメントを確認し、次回の予約をする
受講コースは基本的には最初から順番に進んで行きます。合わないなと思ったら、コース変更をすることも可能です。
英検5級合格コースのメリット
人気の本「英検5級をひとつひとつわかりやすく」がベース
学研の人気書籍”英検をひとつひとつわかりやすく”シリーズの5級版をもとにしたコース。英検5級合格に必要な文法や単語を学習し、学んだ内容を会話で使うことで「話す・聞く・書く・読む」の4技能を身につけられるコースで、全64レッスン。
書籍を見たことがありますが、レッスン内容とほぼ一緒でした!1冊103ページの内容を、1レッスン2ページずつ程度で進んで行き、5~6回レッスンしたらテスを繰り返していきます。スモールステップで丁寧に進んで行きます。
書籍と併用しながら、レッスンをすすめていくと、より理解が深まると思います。
英語教室に比べ、リーズナブル
これはオンライン英会話ならではのメリットです。
現在、アネはスタンダードプランで6380円/月。1日1回25分のレッスンが可能です。実際には毎日は受講できないので、月あたり20~25日程度。1回あたりのに換算すると255~320円程度でおさまります。
週1で60分のグループレッスンの英語教室と比べると、マンツーマンレッスンでこの料金は激安だと思います。
教材費がかからない
予習のテキスト、レッスン中のテキスト画面、復習問題の教材はすべてオンライン上で見られます。別途、教材費がかかることもないですし、教材の収納をどうするんだ問題も発生しません。
オンラインを開かないと見られないため、紙でのテキストがほしい場合は、予習(動画以外)・復習はPDFに変換し印刷可能です。
アネは基本的には英語のノートは用意し、復習時に使用していました。ただ、レッスンによっては復習問題が多く、オンライン上で見るのも大変なので、印刷することもありました。
今後の二次試験対策に向けて、会話の練習ができる
英検5級にもスピーキングテストがありますが、合否には関係ありません。3級から二次試験としてスピーキングテストがスタートし、合否に関係してきます。
頭で単語と文法が分かっていても、スムーズに英語で会話をすることは、すぐにはできません。慣れも必要ですし、英語を聞きとれる耳も養わないといけません。なので、今のうちから聞く・話すを慣れていくことがベストかなと思います。
アネはキミニ英会話を始めてすぐに受講したのがこのコースだったので、レッスン開始後のフリートークがすごく難しかったようです。まず、何を言っているのか分からない、わかってもなんと答えればいいのか分からず、単語で答えるのがやっと。最初はみ―ママが隣にいて、和訳をするのですが・・・なかなかうまくいきませんでした。「う~ん」と言って無言なんてことも多く、先生を困らせていました。
1対1のレッスンで無言は厳しいですが・・・回を重ねるうちに聞かれる内容が天気・学校・ごはん・趣味などに限られるので、だんだんコツがわかってきたようです。
レッスンがどんどん進む
5級合格コースのレッスンは全部で64レッスン。アネが受講した回数は59回でした。基本的には1回1レッスンで進むのですが、テストで間違いが少なかったりすると、次のレッスンに進む傾向があります。また、進み方は講師のさじ加減な所もあり、どんどんレッスンが進む先生もいれば、1回1レッスンできっちり進める先生もいます。
英検合格お祝い特典
英検に合格し、専用応募フォームに合格証明書を添付して応募すると、英検合格お祝い特典がうけられます。次月の月謝から500円オフになる特典です。(2022年11月の時点では1000円オフでしたが、現在は500円オフです。)
回数プラン以外のプランが対象になり、二次試験のある級は一次と二次の試験合格が必須となります。
気持ち程度の額ですが、嬉しい特典です!
英検5級合格コースのデメリット・注意点
英検5級合格コースの受講だけでは、英検合格は難しいかも
中学1年生で、学校の英語の授業を並行して、英検合格コースを受講していたならば、英検合格率は高いと思います。ただ、小学生などで英語がそもそも身についてない状態で、英検合格コース受講のみの英検対策で、合格は厳しいと感じます。
やはり過去問で、問題とマークシートに慣れておくのは大切です。あくまでも英会話がベースなので、学校の英語の授業とは全然違います。テキストが画面に出てきますが、明確に日本語で文法の法則を教えてくれるわけではないので、ふわっと理解するイメージです。
アネは始めにスマイルゼミの英検5級対策をすでに4か月間進めており、その状態では理解ができるけれど、いきなりキミニの英検コースをスタートしていたら、わからなかったと言っていました。
スタンダードプランか回数プランでないと受講できない
キミニ英会話には他に幼児プラン、ウィクデープラン(平日9~16時のみ)がありますが、このプランでは英検合格コースは受講できません。
幼児プランの場合は幼児向けコースしか選べませんが、ウィクデープランの場合、中学1年生向けの中学1年生コースを選べます。学習指導要領に沿った教材を使い、中学1年生で学ぶ単語やセンテンスを中心に学習し、それらを使った会話ができるようになる目的のコースです。
英検5級の範囲は中学1年生相当のレベルなので、似ている内容です。
月謝の安いウィークデープランで入会して、まずは中学1年生コースを受講するという方法もあるのかなと思います。
オールイングリッシュなので、最初はとまどう
予習のテキストに単語や文章の英語と日本語がのっていますが、それ以外はすべてオールイングリッシュ。講師は基本的に日本語は話しませんというより、話せない方がほとんどです。たまに片言の日本語を話せる先生もいますが、話せないと思った方が良さそうです。
アネは英語のおうち学習を進めていましたが、会話をするのはキミニ英会話が初めてでした。まず初めのフリートークで講師からの質問が一方通行になり・・・隣で「今日の天気は何?」と聞いているよと言うのですが、曇りの単語が分かっているけど、とっさに出てこないという状況。「sunny? cloudy?」など言ってくれて、やっと答えられる始末。
レッスンが始まってしまえば、逆にテキスト画面が見られるので、順調に進んでいたと思われます。
最初の何回かはフリートークのみ、み―ママも隣に座って、アドバイスをしていましたが・・・すぐに慣れました!
回数プランだとなかなか終わらない
1か月で2.4.8回のいずれかを選べる回数プラン。5級合格コースは全64回なので、8回プランにしても8か月かかる計算です。他に英語の学習をしていて、サブ的に英会話を適宜取り入れたいというのであれば、アリだと思います。が、キミニ英会話が英検対策のメインにしている場合は、スタンダードプランがおすすめです。
キミニ英会話で英検5級を目指すには
この項目の記事はあくまでもみ―ママの個人的な意見になりますので、ご了承ください。
み―ママ家もそうでしたが、小学生で英語を習う場合、いずれは英検5級を目指すパターンが多いと思います。5~4級ではスピーキングテストはないので、会話ができることは必須ではありません。が、「ペーパーテストができる=英会話ができる」とは限りません。3級以降の英検二次試験対策のためにも、英会話は初めておきたいところです。
ですが、英語学習なしでいきなり、キミニ英会話の英検5級合格コースを受講するのは無謀だと思います。み―ママ世代は中学1年生から英語を習い始めた世代です。中1の英語なんてABCソングから始めて、文章は「This is a pen」から始まるから簡単ね~と思っていたら、大間違いです。レベルが全然違い、5級でもけっこう難しいです!
今は小学3年生から英語(外国語活動)が必須になり、小学3.4年生では週1コマ程度。小学5.6年生からは英語が教科化され、週2コマ程度の授業が行われ、筆記テスト・会話テストも行われます。小学校6年生卒業時点で、「聞く・話す・読む・書く」の4技能がある程度できているのです。
まずは、小学生であれば、英検5級合格コースの前に「小学生コース1~4」の中でお子さんのレベルに合うコースをまずは受講して、英会話に慣れることをおすすめします。
アネはいきなり、英検5級コースを始めてしまいましたが、スマイルゼミの英語プレミアム ステップ2年間、英検5級対策3カ月を受講していなかったら、難しすぎて「やめたい!」と言っていたと思います。
また、小学生コース終了後は、英検5級コースではなく中学生コース1がおすすめです。後から気がついたのですが、同じ中学生1年生向けのレベルでも、中学生コース1の場合、予習だけでなくメインで使うテキスト画面にも日本語が出てくるので、わかりやすいです。復習の量が1.5倍以上に増えるので、復習のボリュームがあり、アネは根をあげていました。モチベーションアップのために、復習問題のPDFをすべて印刷し、単語を3回書くところは1回でOKなど、分量を調節していました。スタンダードプランの場合、レッスンが続く日があるので、地味に復習がきついんですよね・・・。
教材がオンライン上なので、予習・復習を印刷するのもアリですが、テキスト画面のPDFはありません。なので、「英検5級をひとつひとつわかりやすく」の書籍を購入して、適宜見ながら、学習を進めていくのもいいと思います。
小学生が学研のkiminiオンライン英会話 で英検対策をするにあたり、参考になれば幸いです。