アネが小学2年生から、小学ポピーからスマイルゼミに変更しました。
正確には小学1年の2月にスマイルゼミの体験会に行き、体験会特典で「4月入会の場合、小学1年生の3月分が受講無料」だったので、小学1年生の3月からスタートしました!
3月には1年生の総まとめ講座が配信されるので、1年生の総復習ができてお得でした。
スマイルゼミはジャストシステムの通信教育のタブレット教材で、幼児から高校生向けがあります。小学生コースは標準クラスと発展クラス(プラス料金)があり、簡単にクラス変更できるので、まずは標準クラスで入会しました。
このブログ記事ではスマイルゼミ小学2年生標準クラスを1年間続けて感じた正直な感想と口コミをメリットとデメリットに分けて紹介します。
スマイルゼミ 小学2年生の基本情報
基本の学習内容
スマイルゼミは紙教材・付録が一切なしのタブレット教材です。
小学校2年生の配信講座は国語・算数・英語・プログラミング(年に数回)・全国学力診断テスト(春夏冬)になります。国語と算数は教科書準拠、英語はオリジナル教材です。
他に漢検ドリル・計算ドリル・コアトレーニング(無学年学習。国語と算数は幼児~中学3年までさかのぼりも先取りもできる)の学習ができます。解いたら自動ですぐに丸つけされ、何回でも解き直しができます。
レベルは標準クラスと発展クラスが選べます。発展クラスは標準クラスの講座に国語と算数の応用・難問の講座が、追加で配信されます。
料金
小学2年生の月会費は下記の通りです。タブレットはスマイルゼミ専用のタブレットで、入会の時には、9980円(一括払い)がかかります。
標準クラス | 発展クラス | |
小2 | 3520円~ | 4400円~ |
オプションとして英語プレミアムを追加できます。英語プレミアムの月会費は下記の通りです。
英語プレミアム月会費 | |
HOP(小1~2年生向け) | 748円~ |
STEP(小3~6年生向け) | 748円~ |
英検5~2級 | 3278円~ |
アネは標準クラス、英語プレミアム ステップを受講しています。
スマイルゼミ 小学2年生のメリット
1、進んで勉強するようになった
小学1年の頃のポピーはみ―ママが「ポピーやろっか~」と言って、始めることが多かったです。が、スマイルゼミにしてからは、み―ママがなにも言わなくても、進んで勉強するようになりました!
もちろん勉強だけをしているのではありません。マイキャラのパーツを変えてみたり、勉強してもらえるスターの分でゲームしたりと、楽しんで使っています。
ゲームなどのアプリは、勉強してスターを3つ以上獲得しないとできないので、最低でもスターを3つ獲得までは勉強します。スターは簡単な問題はスター×1ですが、難問や初めての講座の場合はスター×3の問題もあります。すでに100点を取っている講座はスター×0です。
今日のミッションには初めての講座や、保護者が取り組ませたい講座(ミッション作成で保護者が選べます)などが中心に出てきます。
子どもはアプリで遊びたいので、当然、今日のミッションでスターがついている講座を自然と選びます。そうすると講座のやり残しがなくなり、保護者が強化したい講座も選ぶようになるのです!っとアネにとってもみ―ママにとってもウィンウィンのシステムなのです。
アプリで遊べる時間も0~60分の範囲で選べます。み―ママ家は20分に設定しています。
2,自動の丸つけがラク
紙教材の丸つけを1年間していたみ―ママにとって、これはホントにありがたいです。
丸つけをするだけなら、こちらも大きな負担ではないのです。×だった時に、アネが不機嫌になるのが面倒なのです。解きなおしをうながしても不機嫌のまま、こうするとできるよとアドバイスしても不機嫌のまま、これがみ―ママにとって大きなストレスだったのです。
小学1年生でこんなに大変なのだから、学年があがることにヒートアップしそうですね・・・
この大きなストレスから、スマイルゼミによって解放されました!
3,勉強した分と学習の習熟度が、すぐにわかる
アネがスマイルゼミで勉強してスターを獲得し、アプリで遊ぶには、『れんらくをする』ボタンを押さなくてはなりません。アプリ終了後にスマホのみまもるアプリのみまもるトークに連絡が来て、今日の学習した講座・点数・学習時間・アプリの遊び時間・どのアプリを使ったかが、わかるようになります。
100点を取れなかった講座はすぐに解きなおしをしてくれ、解きなおし後の点数もみまもるアプリで連絡がきます。
明日以降のミッションを作成でき、小学2年生であれば、下記のミッションを選ぶことができます。(小学3年生以降では社会と理科がプラスされます。)
- 国語 やりのこし・復習
- 国語 今月の講座を優先する
- 算数 やりのこし・復習
- 算数 今月の講座を優先する
- 英語 やりのこし・復習
- 英語 今月の講座を優先する
- 漢字コレクション ミニテスト
- 計算ドリル やりのこしを優先する
- 漢検ドリル やりのこしを優先する
国語・算数・英語に関しては今月の講座が終わっていれば、「〇〇 今月の講座を優先する」の選択肢がなくなります。学習の習熟度を見て、保護者がミッションをカスタマイズできるのはとても便利な機能です。
今月の講座の取り組み状況はみまもるネットですぐにわかります。
4,みまもるトークが便利
みまもるトークとは、アネはタブレットで、み―ママはスマホのみまもるアプリでLINEのようなトークができます。トーク以外に、アネがスマイルゼミを始めたら、『○○が学習を開始しました』や、終わったら『○○が学習を終了しました』の連絡が来たり、学習したこと一覧が送られてきます。
トークは基本的にはグレープトークのみです。みーママとアネの二人のグループトークもあれば、「〇〇家」として、パパ・みーママ・アネの3人のグループもあります。メールアドレスがあって、アプリをインストールすれば、じいじやばあばともグループトークすることもできます。ただ、いつもあけているグループでないと、メッセージが来た時に気がつきにくいので、「〇〇家」のグループしか使っていないのが現状です。
アネはキッズ携帯やスマホを持っていないので、み―ママが外出している時のメッセージのやり取りに重宝しています。仕事などで外出中に、アネが家に帰ったら、メッセージを入れてもらうとこちらも安心します。連絡できる手段があるというのが、ありがたいです。
アネに困ったことがあった時、み―ママが返信できない状況でも、代わりにパパが返信できるので、まさにLINEのように使えます。ただし、スマホにはメッセージがあれば着信音が鳴りますが、アネはメッセージがきてもタブレットをあけないと、着信音がならないので、あけないとわからないというのはやや面倒なところかなと思います。
この使い方以外に、毎月の表彰状・コレクションカードをみまもるトークで送ってくれます。最初はトークが楽しいみたいで、スタンプもバンバン来てました。(笑)
5,楽しく英語が勉強できる
『英語を楽しく勉強したい』がスマイルゼミへの入会を決めた、大きな理由の1つです。アネは人見知りで英語教室だと言葉を発す頻度が低そうなので、おうち学習で英語を学ばせたいという希望がありました。
アネは標準コースの英語とオプションの英語プレミアムSTEPで英語を勉強しています。
標準コースの英語は、小学3年生からの必修化に備えて、楽しみながらネイティブの発音を聞く・話すが基本のオリジナル教材です。発展コースを選んだとしても、英語の配信講座は同じです。日々の生活で使う単語やあいさつなどの、簡単な英語の講座が中心です。ワールドワイドキッズをしていたアネとしては、物足りないかなというレベル。ネイティブの発音を聞いて、自分の発音を録音し、お手本と比べるという機能は英語特有のアクセントを学べ、良いかなと思いました。
標準コースの英語では物足りない感は予想通りだったので、オプションの英語プレミアムに期待していました。英語プレミアムはHOP、STEP、英検対策(5~2級)のコースがあり、標準配信の英語と合わせて学習量が倍以上にになります。
HOPは小1~2年生向けで、4技能のうち「聞く」「話す」を中心にした、生活にまつわる単語や簡単なあいさつのレベルだったので、アネは小3~6年生向けのSTEPを選びました。STEPは4技能の「聞く」「話す」「読む」「書く」を学べ、フォニックス学習も学べます。単語以外にも文章も学ぶことができます。
HOP・STEPともに2年間でカリキュラムが組まれていて、オプション料金748円~/月という気軽に始められる料金なのもいいところ。
アネはワールドワイドキッズで「聞く」はややできていたのですが、「書く」はやったことがなく、「読む」「話す」は少しだけというレベルだったので、STEPがちょうどよかったようです。
英語プレミアムのおかげで、おうち学習でも英語の勉強を楽しくできたことはよかったと思います。この1年で、スマイルゼミの英語学習の評判のよさに、ナットクしました!
6,漢字の書き順・とめ・はね・はらいの指導をしてくれる
小学2年生にもなると、書いているところをじっと最初から最後まで見ていることはありません。書いた文字でとめ・はね・はらいの間違いが分かっても、書き順はわかりません!
しかも、み―ママが習った書き順とアネが習ってくる書き順とでは、違う場合があるのです。なので、み―ママには書き順を教える自信がありません・・・
この書き順を間違えた時に、指摘してくれるのがいいと思いました。どうしても、書き順は一度間違った順番で覚えてしまうと、なかなか正しい書き順に変えるのは難しいです。しかも、み―ママに指摘されるのではなく、タブレットに指導されるので、素直に聞けるのかなと思います。
漢字は国語の講座だけでなく、漢検ドリルの講座もあるので、ダブルで習えます!
7,漢検が無料で受けられる
毎年、「漢検を挑戦!応援キャンペーン」があり、漢検第一回検定(6月頃)に無料で受けられます。
申し込むには、下記の条件があります。
- スマイルゼミ小学生・中学生・高校生コースのいずれかを受講中
- 指定期間に申し込みする級の漢検ドリルの、漢検チャレンジに合格すること
- 申し込みできる級は現在の学年の1つ下の学年相当級から、上の級のうちの1つ
アネは小学2年生の6月だったので、小学1年生修了程度の10級を受けました。
外部のテストということで、いつもとは違うところで試験を受ける経験ができたり、テスト前に10級の復習を何度もしたりと良い経験になったと思います。正直、無料でなければ、10級は受けなかったです。受験会場にはスマイルゼミ受講生の子どもがほとんどではないかというくらい、スマイルゼミ生ばかりでした。
8,付録・紙教材が全くないのがよい
付録・紙教材がないのはアネ的にはやや物足りないのかもしれませんが、み―ママにとっては嬉しいことです。今まで、紙教材だったので、毎月増えるばかりでしたが、スマイルゼミは付録や紙教材が一切ありません。
学年が上がるごとに収納スペースの確保が難しくなりそうなので、付録・紙教材がないというのは親目線ではメリットかなと思います。
スマイルゼミ 小学2年生のデメリット
1,問題は繰り返しできるが、一巡すると同じになる
タブレット教材のメリットとして、何回も問題が解けることがあります。が、アネの話によるとある程度の回数の問題を解くと、順番が変わるだけで同じ問題になるということです。
2,アルファベットの書き順は指導してくれない
漢字の書き順は指導してくれるのに、英語プレミアムに出てくるアルファベットの書き順は教えてくれなかったようです。もちろん、書き順を間違えたら指導されるというのもなしです。
しょうがないので、み―ママがアルファベットの書き順がのっている表を印刷し、机の前に貼っていました。その表を見て、書いていたようです。
3,英語プレミアムはミッションで選べない
英語プレミアムがミッションで選べる時期が一時期ありました。「英語プレミアムがミッションで選べるようになりました!」というお知らせメールも頂き、一時期だけ選べたのですが・・・その後また選べなくなってしまいました。英語プレミアムはオプション講座なので、みまもるアプリの学習きろくは別ページになっており、状況が分かりにくいのが難点かなと思います。
4,標準コースの難易度はやさしめ
教科書準拠ということもあり、標準コースの難易度はやや易しめの印象です。毎月、標準講座をクリアすると、発展コースのおためし講座ができるようで、楽しみにしていました。
小学3年生からはコースを発展に変更してもいいのかなと思っています。
5,選択問題が多い
小学2年生の問題なので、他の通信教材も選択問題が多い傾向にあると思いますが・・・タブレット教材は自動丸つけをしてくれるので、文章を長く書かせる問題はありません。自動採点ができないからでしょう。
書かせる問題があったとしても、文字数が決まっており、フリーで自由に文章を書かせる問題はありません。
作文を書く時の原稿用紙の使い方の学習もありますが、長い作文を書くことはないです。これはスマイルゼミに限らず、タブレット教材全般のデメリットかなと思います。
6,小学2年生は社会・理科がない分、全体の講座数が少なめ
小学2年生の教科には社会と理科がなく、生活にまとめられています。生活に似たような学習がある通信教材もありますが、スマイルゼミには生活に似た学習はありません。
小学3年生になれば、理科・社会も増えるので、全体の講座数も増えてくると思います。小学2年生だとオプションの英語プレミアムをつけたとしても、1時間集中しての勉強×3日間ほどで終わる量だった気がします。もちろん、1講座につき何回か復習してもらい、漢検ドリルや計算ドリルなどをしてもらいますが・・・
7,あんしんインターネットはアクセスブロックばかりで使えない
あんしんインターネットは、勉強してスターを獲得した分だけ楽しめるゲームと同じような位置づけです。検索機能として、「YAHOO きっず」が使えるのですが、アネの話によると検索してもブロックされるサイトばかりで、全然調べられないとぼやいていました。
何回か使って、使わなくなったようです・・・
まとめ
小学2年生からスマイルゼミを始めましたが、スマイルゼミに変更して大正解でした!
デメリットもありますが、メリットが大きく上回りました。引き続き、小学3年生もスマイルゼミを継続していきたいと思います。
小学3年生からはクラスを標準から発展に変更し、英語プレミアム ステップ(2年目)も引き続き受講していく予定です。